・漫画・アニメ・ゲーム・小説のネーミングでよく使われる、漢字二文字の言葉を中心に集めて一覧にしました。
・和風、古風、自然、属性、植物などをイメージする言葉が多いです。
・語句の説明はgoo辞書を引用しています。
青桐(あおぎり)
アオイ科の落葉高木。庭木や街路樹として利用される。
暁(あかつき)
太陽の昇る前のほの暗いころ。夜明け。明け方。
秋雨(あきさめ)
秋に降る雨。
朝霧(あさぎり)
朝方に立つ霧。
朝凪(あさなぎ)
海岸地方で、陸風から海風に交代する朝方に、一時無風状態になること。
飛鳥(あすか)
日本の地名。また、時代区分の一つ。
翌檜(あすなろ)
ヒノキ科の常緑高木。日本特産。
花鶏(あとり)
スズメ目アトリ科の鳥。スズメよりやや大きい。
蘭(あららぎ)
イチイの別名。ラン科植物の総称。
雨霧(あまぎり)
小雨のような霧。また、霧のように細かい小雨。
斑鳩(いかるが)
日本の地名。また、アトリ科の鳥、イカルの別名。
十六夜(いざよい)
陰暦8月16日の夜。また、その夜の月。
交喙(いすか)
アトリ科の鳥。ユーラシアと北アメリカに分布。
出雲(いずも)
旧国名の一。出雲神話の舞台。島根県北東部の市。
稲妻・電(いなづま)
空中電気の放電によって生じる電光。また、それが雲に反映したもの。
伊吹(いぶき)
ヒノキ科の常緑小高木。東北地方南部から南の山地に自生。
潮(うしお)
海面の水位が太陽や月、特に月の引力によって、定期的に高くなったり低くなったりすること。 潮汐 (ちょうせき) 。 しお。
泡沫(うたかた)
水面に浮かぶ泡。はかなく消えやすいもののたとえ。
空蝉(うつせみ)
この世に現に生きている人。転じて、この世。うつしみ。
雨夜(うや・あまよ)
雨の降る夜。
炎帝(えんてい)
中国で、夏をつかさどる神。太陽。
鳳(おおとり)
古代中国で、徳のすぐれた天子の世に現れると伝えられる想像上の霊鳥。鳳凰の雄。
朧月(おぼろづき)
霧や靄などに包まれて、柔らかくほのかにかすんで見える春の夜の月。
大蛇(おろち)
《「ち」は霊威あるものの意》非常に大きな蛇。うわばみ。だいじゃ。
篝火(かがりび)
夜間の警護・照明や漁猟などのためにたく火。 かがり。
神楽(かぐら)
神をまつるために奏する舞楽。
陽炎(かげろう)
春の天気のよい穏やかな日に、地面から炎のような揺らめきが立ちのぼる現象。
彼方(かなた)
話し手・聞き手の双方から離れた場所・方向をさす。また、現在から遠く離れた過去・未来を示す。あちら。
金糸雀(かなりあ)
アトリ科の鳥。カナリア諸島などに分布。
如月(きさらぎ)
陰暦2月の異称。
玉兎(ぎょくと)
中国古代の伝説で、月にすむウサギ。転じて、月のたとえ。
極光(きょっこう)
オーロラ。北極や南極地方の上空110キロメートル前後に現れる大気の発光現象。
綺羅星・煌星(きらぼし)
きらきらと光り輝く無数の星。地位の高い人や明るいものが多く並ぶようすのたとえ。
雲母(きらら)
うんも。六角板状の結晶をなす珪酸塩鉱物。
霧雨(きりさめ)
霧のような細かい雨。
麒麟(きりん)
偶蹄目キリン科の哺乳類。また、中国の想像上の動物。
銀河(ぎんが)
夜空に川のようにかかる無数の星からなる光の帯。天の川。
銀嶺(ぎんれい)
雪が積もって銀白色に輝く山。
水鶏(くいな)
クイナ科の鳥。また、ツル目クイナ科の鳥の総称。
久遠(くおん)
長く久しいこと。 遠い過去または未来。
朽葉(くちば)
枯れ落ちた葉。落ちて腐った葉。落ち葉。
紅(くれない)
鮮明な赤色。特に、紅花の汁で染めた色。
紅蓮(ぐれん)
燃え盛る炎の色のたとえ。
鉄(くろがね)
《黒い金属の意》鉄のこと。
黒羽(くろは)
黒い鳥の羽。また、鷲の黒い羽で作った矢。
群青(ぐんじょう)
鮮やかな藍がかった青色。
薫風(くんぷう)
初夏、新緑の間を吹いてくる快い風。
月虹(げっこう)
月の光によって生じる虹。光が弱いので白く見える。
月食・月蝕(げっしょく)
月が地球の本影の中に入って、月面の一部または全部が暗くなる現象。
幻月(げんげつ)
月の両側に1個ずつ、別に月があるように見えるもの。
幻日(げんじつ)
太陽の両側に1個ずつ見える太陽のような像。
幻想(げんそう)
現実にはないことをあるかのように心に思い描くこと。
業火(ごうか)
地獄の罪人を苦しめる猛火。激しい炎や大火のたとえにもいう。
紅玉(こうぎょく)
ルビーのこと。また、若く、肌がつやつやして血色のよいこと。美しい容貌のたとえ。
虚空(こくう)
何もない空間。大空。
胡蝶(こちょう)
昆虫チョウの別名。また、紋所の名、チョウの形を図案化したもの。
琥珀(こはく)
地質時代の樹脂の化石。黄色で半透明、樹脂光沢がある。
彩雲(さいうん)
雲の縁が美しくいろどられる現象。
狭霧(さぎり)
《「さ」は接頭語》霧。
石榴・柘榴(ざくろ)
ミソハギ科の落葉高木。果実は球形で、紫紅色に熟すと裂けて種子が現れる。
漣(さざなみ)
細かに立つ波。 さざれなみ。
五月雨(さみだれ)
陰暦5月ごろに降りつづく長雨。梅雨。つゆ。さつきあめ。
小夜(さよ)
《「さ」は接頭語》よる。よ。
更紗(さらさ)
主に木綿地に、人物・花・鳥獣などの模様を多色で染め出したもの。室町時代末にインドやジャワなどから舶載され、日本でも生産した。
潮騒(しおさい)
潮の満ちてくるときに、波の騒ぎ立つ音。
紫苑(しおん)
キク科の多年草。また、紫苑の花のような色。くすんだ青紫。
時雨(しぐれ)
秋の末から冬の初めにかけて、ぱらぱらと通り雨のように降る雨。
漆黒(しっこく)
黒うるしを塗ったように黒くてつやがあること。
疾風(しっぷう・はやて)
速く激しく吹く風。
紫電(しでん)
紫色の電光。鋭い目の光。また、研ぎ澄ました刃などの鋭い光。
東雲(しののめ)
夜が明けようとして東の空が明るくなってきたころ。あけがた。あけぼの。
灼熱(しゃくねつ)
金属などを焼いて熱くすること。焼けつくように熱いこと。
終夜(しゅうや)
一晩中。よどおし。よもすがら。
不知火(しらぬい)
九州の有明海や八代海で、夜間無数の光が明滅する現象。漁船の漁火 (いさりび) が異常屈折によって光像を作るために起こる。
白雪(しらゆき)
真っ白な雪。
銀(しろがね)
銀 (ぎん)、銀色。しろがねいろ。
真紅・深紅(しんく)
濃い紅色。正真の紅色。まっか。
神樹(しんじゅ)
神霊が宿ると伝えられる木。また、ニガキ科の落葉高木、ニワウルシの別名。
迅雷(じんらい)
激しい雷鳴。
蘇芳(すおう)
マメ科の落葉小低木。また、染め色の名で、紫がかった赤色。
朱雀(すざく)
四神 (しじん) の一。天上南方の守護神で、鳳凰などの鳥の形に表す。朱鳥。
涼風(すずかぜ)
すずしい風。夏の終わりに吹くさわやかな風。りょうふう。
刹那(せつな)
きわめて短い時間。瞬間。
蒼穹(そうきゅう)
あおぞら。蒼空。蒼天。
黄昏(たそがれ)
夕方の薄暗い時。夕暮れ。また、盛りを過ぎて終わりに近づこうとするころ。
橘(たちばな)
ミカン科の常緑小高木。また、ミカン類の総称。
玉響(たまゆら)
少しの間。ほんのしばらく。
月影(つきかげ・げつえい)
月の形。月のあかり。
氷柱(つらら)
水のしずくが凍って、軒下や山の岩などに棒状に垂れ下がったもの。垂氷(たるひ)。
徒然(つれづれ)
することがなくて退屈なこと。手持ちぶさた。また、つくづくと物思いにふけること。
石蕗(つわぶき)
キク科の多年草。海岸近くに自生。
天空(てんくう)
広々とした空。大空。
天馬(てんま)
天上界にすむという天帝の乗る馬。また、ギリシャ神話で、ペガソス。
常磐(ときわ)
常に変わらない岩。また、永久に変わらないこと。また、常緑樹の葉がいつもその色を変えないこと。
常世(とこよ)
永久に変わらないこと。永遠。
常夜(とこよ)
いつも夜であること。常闇 (とこやみ)。
灯火(ともびし)
ともした火。あかり。
永久・永遠(とわ)
いつまでも変わらないこと。とこしえ。
凪(なぎ)
風がやんで、波がなくなり、海面が静まること。
七竈(ななかまど)
バラ科の落葉高木。材は燃えにくく、名は七度かまどに入れても燃えないということにちなむ。
那由他(なゆた)
数の単位で10の60乗。また、古代インドの数量の単位。
鳴神(なるかみ)
かみなり。
日食・日蝕(にっしょく)
地球から見て、太陽が月に隠される現象。
日輪(にちりん)
太陽の異称。
俄雨(にわかあめ)
急に降りだしてまもなくやんでしまう雨。驟雨(しゅうう)。
鵺・鵼(ぬえ)
ヒタキ科の鳥、トラツグミの別称。また、 源頼政が退治したという、伝説上の妖力をもった怪獣。
合歓(ねむ)
ねむのき。マメ科の落葉高木。東北地方以南の山野に自生。
白亜(はくあ)
炭酸カルシウムを主成分とする白色の鉱物。
白銀(はくぎん)
銀。しろがね。また、降り積もった雪をたとえていう語。
白馬(はくば)
まっ白な毛色の馬。白駒 (はっく)。
白魔(はくま)
恐ろしい被害をもたらす大雪を魔物にたとえた語。
柊・疼木(ひいらぎ)
モクセイ科の常緑小高木。葉は卵形で厚く、縁にとげ状のぎざぎざをもち、対生する。
緋色(ひいろ)
濃く明るい赤色。 深紅色。
彼岸(ひがん)
生死の迷いを河・海にたとえた、その向こう岸。悟りの境地をいう。
氷雨(ひさめ)
冷たい雨。雹 (ひょう) や霰 (あられ) のこと。
翡翠(ひすい)
カワセミの別名。また、つやのある緑色の硬玉。美しさをカワセミの背にたとえた名。
雲雀(ひばり)
スズメ目ヒバリ科の鳥。体は褐色の地に黒い斑があり、頭に短い冠羽をもつ。
白夜(びゃくや)
高緯度地方で、夏、太陽が地平線近くに沈んでいるために薄明が長時間続く現象。
白虎(びゃっこ)
四神の一。天の西方の守護神で、虎の形に表す。
氷花・氷華(ひょうか)
樹木や草に水分が氷結して白い花をつけたようになる現象。
二葉・双葉(ふたば)
発芽して最初に出る葉。双子葉植物で2枚出る。
吹雪(ふぶき)
雪が激しい風に吹かれて乱れ飛びながら降ること。
箒星(ほうきぼし)
彗星 (すいせい) のこと。
鳳凰(ほうおう)
古代中国で、麟・亀・竜とともに四瑞として尊ばれた想像上の霊鳥。
鬼灯(ほおずき)
ナス科の多年草。初秋、果実が熟して萼とともに赤く色づく。
北斗(ほくと)
北斗七星の略。北天にある大熊座の七つの星。ひしゃく(斗)の形に並ぶ。
星影(ほしかげ)
星の光。星あかり。
星屑(ほしくず)
散らばって光る無数の星。
炎・焔(ほむら)
ほのお。火炎。「ほむら」は、「火群(ほむら)」の意。
松風(まつかぜ・しょうふう)
松に吹く風。松籟(しょうらい)。
澪・水脈・水尾(みお)
浅い湖や遠浅の海岸の水底に、水の流れによってできる溝。また、船の通ったあとにできる跡。
深雪・御雪(みゆき)
雪の美称。また、深く降り積もった雪。
無月(むげつ)
曇ったり降ったりして、月が見えないこと。
夢幻(むげん)
ゆめとまぼろし。また、はかないことのたとえ。
夢想(むそう)
夢の中で思うこと。夢に見ること。また、夢のようにあてもないことを想像すること。空想すること。
睦月(むつき)
陰暦正月の異称。むつびづき。
六連星(むつらぼし)
昴 (すばる、プレアデス星団) の異称。肉眼では6個の星に見えるところからの名。
群雨・叢雨・村雨(むらさめ)
ひとしきり激しく降り、やんではまた降る雨。にわか雨。
萌黄・萌葱(もえぎ)
黄と青の中間色。もえぎいろ。もよぎ。
紅葉(もみじ)
晩秋に草木の葉が赤や黄色に色づくこと。また、その葉。
八雲(やくも)
いく重にも重なり合う雲。八重雲。
夜叉(やしゃ)
顔かたちが恐ろしく、性質が猛悪なインドの鬼神。仏教に取り入れられて仏法を守護する鬼神となり、毘沙門天の眷族 (けんぞく) とされる。
夜窓(やそう)
夜のまど。
大和・倭(やまと)
旧国名の一つで、現在の奈良県にあたる。また、日本国の古称。
弥生(やよい)
草木がますます生い茂ること。また、陰暦3月の異称。
夕霧(ゆうぎり・せきむ)
夕方に立つ霧。
夕刻(ゆうこく)
夕暮れ時。夕方。
夕凪(ゆうなぎ)
海岸地方で、夕方の海風から陸風に交替する時に、無風状態になること。
譲葉・楪(ゆずりは)
ユズリハ科の常緑高木。新葉が出てから古い葉が落ちるので、新旧相ゆずるという縁起を祝って新年の飾り物に使う。
宵闇(よいやみ)
宵の薄暗さ。特に、中秋の名月を過ぎてからの宵の暗さ。
夜霧(よぎり)
夜に立つ霧。
夜雨(よさめ)
夜降る雨。やう。
夜空(よぞら)
晴れて星がきらめいている空。
黄泉(よみ)
死後、その魂が行くとされている地下の世界。冥土 (めいど) 。泉下 (せんか) 。よみのくに。よもつくに。
雷鼓(らいこ)
雷神が持っているという太鼓。また、かみなりの鳴る音。
雷電(らいでん)
かみなりといなびかり。雷鳴と電光。
楽園(らくえん)
苦しみのない幸せな生活ができる所。パラダイス。
羅刹(らせつ)
大力で足が速く、人を食うといわれる悪鬼。のちに仏教に入り、守護神とされた。
六花(りっか)
《結晶が六角形であるところから》雪の異称。 むつのはな。
流星(りゅうせい)
宇宙塵 (うちゅうじん) が地球の大気中に高速で突入し、発光する現象。流れ星。
竜胆(りんどう)
リンドウ科の多年草。根・根茎に苦味成分を含み、漢方では干したものを竜胆 (りゅうたん) といい薬用。
輪廻(りんね)
生ある者が迷妄に満ちた生死を絶え間なく繰り返すこと。三界・六道に生まれ変わり、死に変わりすること。転生。
瑠璃(るり)
紫色を帯びた濃い青色。また、飾り石として古代から用いられる鉱物、ラピスラズリのこと。
烈火(れっか)
激しい勢いで燃える火。
煉獄(れんごく)
小罪を犯した死者の霊魂が天国に入る前に火によって罪の浄化を受けるとされる場所、およびその状態。天国と地獄の間にあるという。ダンテが「神曲」中で描写。
病葉(わくらば)
病気や虫のために変色した葉。特に、夏の青葉の中にまじって、赤や黄色に色づいている葉。
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