・かっこいいカタカナを集めました。
・神話やファンタジー関連の言葉が多くなってしまうのは、神話を創造した昔の人々が中二病だったからにほかなりません。
・バーティカル・スプレッド(vertical spread)
証券取引で損益を一定範囲内に限定させたい場合の戦略で、期限が同じで行使価格の異なるコール、プットどうしの売りと買いを組み合わせるオプション取引。期限が違うものを組み合わせる「ホリゾンタル・スプレッド」も存在する。
・バードサンクチュアリ(bird sanctuary)
野鳥の保護区を指す言葉。
・バードストライク(bird strike)
鳥が建物や飛行機などの乗り物に衝突する事故。航空機のエンジンに鳥が巻き込まれると墜落事故の原因にもなる。
・バーバ・ヤガー(Baba Yaga)
スラヴ民話に登場する老婆の妖怪。人を襲う魔女のような存在で、森の中の一軒家に住んでいるとされる。
・ハーミット・クラブ(hermit crab)
ヤドカリの英語名。hermit=隠者
・ハイウェイ・ヒュプノーシス(highway hypnosis)
高速道路を走り続けている運転手が、単調な運転が原因で眠気を催したり注意力が低下する現象。高速道路催眠現象とも。
・バイオルミネセンス(bioluminescence)
ホタルなどの発行生物が化学反応で光を発生させる現象。生物発光。
・ハイド・アンド・シーク(hide and seek)
英語で「かくれんぼ」。
・ハイドランジア(hydrangea)
アジサイ(紫陽花)の英語名。
・バウンティハンター(bounty hunter)
賞金稼ぎ。法律に従って犯罪者や逃亡者を逮捕することで報酬を得ている。
・バタフライエフェクト(butterfly effect)
カオス理論における用語。「蝶のはばたきがやがて嵐になる」という逸話から、些細なことからだんだんと大きな出来事へと変化していく現象。過去改変を題材にしたフィクション作品などでも用いられる。バタフライ効果。
・バッカルコーン(buccal cone)
クリオネが捕食の際に伸ばす触手の名称。
・バッグクロージャー(bag closure)
食パンなどの袋の口を留めるプラスチック製の道具。
・バックドラフト(backdraft)
火災の現場で起きる爆発現象。密閉された室内で火災が発生した場合に、急にドアや窓を開くと、外の酸素が室内の一酸化炭素と結びつき爆発を起こす。
・ハッピースラッピング(happy slapping)
イギリスで発生した社会現象で、見知らぬ他人に暴行を加え、それを撮影した映像を公開し楽しむといった悪戯と称する一連の行為。死亡事件も起きており問題になった。
・バトラー(butler)
イギリスの上級使用人。執事。高級ホテルの客室係。
・ハデス(Hades)
ギリシア神話の冥府の王。また新約聖書で死者の魂が行く場所。冥界。
・ハミングバード(hummingbird)
ハチドリの英語名。
・バニシングツイン(vanishing twin)
双子を妊娠したときに起きる現象。妊娠初期の段階で片方が流産となり、最終的に1人だけを出産すること。流産した胎児は母体に吸収され、生まれてくる子どもに影響なく出産できる。
・パノプティコン(panopticon)
イギリスの哲学者ジェレミ・ベンサムが設計した監獄モデル。中心が監視施設となっており、そこから周囲の全てが監視できるようになっている。
・バラクーダ(barracuda)
カマスの英語名。
・バラクラバ(balaclava)
防寒用の目出し帽。強盗などが使用することもある。
・パラダイス・ロスト(Paradise Lost)
ジョン・ミルトンの叙事詩「失楽園」の訳。
・パラダイムシフト(paradigm shift)
ある時代・分野・個人で常識とされた認識や価値観が革命的に変化すること。天動説から地動説への変化など。
・パラノイア(paranoia)
被害妄想や誇大妄想などの妄想に囚われる精神病。偏執病。
・パラレログラム(parallelogram)
英語で「平行四辺形」
・バルクヘッド(bulkhead)
飛行機の機内で客室を仕切る壁。また自動車でエンジンルームとキャビンを隔てる壁(ダッシュパネルとも)。
・バルタザール(Balthazar)
ヨーロッパの男性名。また聖書に登場する東方の三博士の一人で、あと二人はメルキオール、ガスパール。
・ハルピュイア(Harpuia)
ギリシャ神話に登場する人間の女性の姿をした半人半鳥の怪鳥。ハーピーとも。
・ハルマゲドン(Harmagedon)
キリスト教の世界終末における善と悪の最終戦争、および決戦の地。アルマゲドンとも。
・パレイドリア(pareidolia)
壁のしみが顔に見えたり雲の形が動物に見えるなど、見たものからそこにないはずのものを連想する現象。
・バレットタイム(bullet-time)
映画の撮影技法で、多くのカメラを被写体の周囲に用意し撮影することで、スローモーションの中を高速で旋廻するカメラアングルの映像が撮れる。映画「マトリックス」で銃弾を避けるシーンにおいて使われたことで有名。
・パンデミック(pandemic)
感染症の全国的・世界的な大流行を呼ぶ。感染爆発ともいわれる。
・パンデモニウム(Pandemonium)
英国の叙事詩「失楽園」に登場する地獄の都市。悪魔が潜む場所である「万魔殿」や「伏魔殿」と訳される。
・ビーハイブ(beehive)
英語で「ミツバチの巣箱」「人が群がる場所」。
・ピジョンブラッド(pigeon blood)
ルビーの一種で希少性の高い最高級品。名前は「鳩の血」の意味。
・ビッグクランチ(Big Crunch)
考えらえる宇宙終焉の予想の一つ。宇宙はビッグバンによって始まり膨張し続けるが、あるとき一点に向かって収束を始め、やがて消滅する、というもの。
・ピット・バイパー(pit viper)
マムシの英語名。
・ピュグマリオン(Pygmalion)
ギリシャ神話に登場するキプロス島の王。自らが作った彫刻に恋し人間になることを願う。それを見た女神アフロディーテは彫刻に命を与え、王はその女性と結婚した。
・ヒュドラルギュロス(hydrargyros)
ギリシャ語で「水銀」。元素記号Hgはこの言葉が語源のラテン語「ヒュドラルギュルム」から。
・ヒルンド・ルスティカ(Hirundo rustica)
ツバメの学名。
・ファイナルドライブ(final drive)
自動車の部品で、動力の最終的な減速を行う装置。ファイナルギアとディファレンシャルギアで構成されている。
・ファフニール(Fáfnir)
北欧神話やゲルマン神話等に登場するドワーフ。ワーム(もしくはドラゴン)に変身する。ファーヴニル、ファフナーなどとも。
・ファム・ファタール(femme fatale)
フランス語で「運命の女」。運命で結ばれているように、男を破滅へ導く魔性の女を指す。絵画や文学のモチーフとされる。
・ファシネーター(fascinator)
女性の頭に飾る装身具で、ヘアバンドや櫛に花・リボン・レースなどの装飾をあしらったもの。「魅惑するもの」を意味する。
・ファランクス(phalanx)
古代ギリシャなどの戦闘で用いられた密集陣形。盾と長槍を持った重装歩兵で隊列を組み前進する。
・ファンタズマ(fantasma)
イタリア語で「亡霊」。
・ファンタスマゴリア(phantasmagoria)
走馬灯のように次々と移り変わる幻影を意味する英語。
・ファントムペイン(phantom pain)
事故などによって失ったあるはずのない手足に痛みや感覚を感じる現象。幻肢痛。
・フェアリーテイル(fairy tale)
英語で「おとぎ話」。
・フェアリーリング(fairy ring)
「妖精の輪」と呼ばれる、キノコが輪の形をなして地面に生える現象。「フェアリーサークル」「エルフサークル」とも呼ばれ、海外の神話や伝承の中によく登場する。
・フェネストラ(fenestra)
ラテン語で「窓」。
・フォークロア(folklore)
民間伝承や民俗学。また人づてに語り継がれて形成された都市伝説。あるいは民族衣装や民俗工芸などを取り入れたファッションスタイル。
・フォーマルハウト(Fomalhaut)
みなみのうお座にある恒星の名前。
・フォッサマグナ(Fossa magna)
ラテン語で「大きな溝」を意味する日本の主要な地溝帯の一つ。東北日本と西南日本の境目とされる地帯。
・フォトン(photon)
光子。光の粒子。
・フォボス(Phobos)
ギリシャ神話に登場する恐怖の神。フォビア(恐怖症)の語源となった。
・フォルトゥーナ(Fortuna)
ラテン語・イタリア語で「幸運」。またローマ神話の運命の女神。フォーチュン(幸運)の語源といわれる。
・ブッディスト・アルター(Buddhist altar)
英語で「仏壇」。butsudan(ブツダン)とも。
・フューサラージ(fuselage)
飛行機の機体・胴体を指す英語。
・フライング・ダッチマン(Flying Dutchman)
イギリスの伝承に登場する幽霊船、またはその船長のオランダ人。「さまよえるオランダ人」とも呼ばれる。
・フラグメント(fragment)
英語で破片、断片、断章、などの意味。
・フラジャイル(fragile)
「壊れやすい」「脆い」という意味の英語。
・ブラックウィドウ(black widow)
クロゴケグモ(黒後家蜘蛛)の英語名。ブラックウィドウ(黒い未亡人)という名前の由来は、交尾の後にメスがオスを食べてしまう場合があることから。
・ブラックスミス(blacksmith)
英語で「鍛冶屋」。
・ブラックテイルド・ガル(black‐tailed gull)
ウミネコの英語名。
・ブラッディ・マリー(Bloody Mary)
アメリカの都市伝説に登場する女性の幽霊。またカクテルの名前。ブラッディ・メアリーとも。
・ブラッドシュガーレベル(blood sugar level)
英語で「血糖値」。
・ブランシュネージュ(Blanche Neige)
フランス語で「白雪姫」。
・フランベルジェ(flamberge)
炎がゆらめくように刀身が波打つ形をした西洋の剣。炎を意味するフランス語に由来する。
・ブリーチバイパス(bleach bypass)
映画の撮影処理などで用いられる「銀残し」と呼ばれる現像手法。彩度を落とし、コントラストを上げることで、印象的な映像に仕上がる。
・ブリガンダイン(brigandine)
15世紀頃に使用されていた兵士の鎧の一種で、金属で加工したベスト状の着衣で胸や胴体を覆ったもの。
・プリザーブドフラワー(preserved flower)
生花を保存溶液で加工したもので、贈り物やブーケなどで利用される。形が崩れない、長期保存できるなどの特徴がある。
・フリューゲル(Flügel)
ドイツ語で「翼」。
・ブリュンヒルデ(Brunnhilde)
北欧やゲルマンの伝承に登場する女戦士。また「胸甲を着けた女戦士」を意味するゲルマン語圏の人名。
・フルール(fleur)
フランス語で「花」。
・プレアデス(Pleiades)
ギリシア神話に登場する7人姉妹。またそれに由来する星団の名前。
・フレイルチェスト(flail chest)
肋骨が二つ以上折れることで起きる奇異呼吸の症状。動揺胸郭。
・プロバティオ・ディアボリカ(probatio diabolica)
ラテン語で「悪魔の証明」。
・ペイルライダー(Pale Rider)
ヨハネの黙示録の四騎士のうち、死を司るとされる第四の騎士。
・ヘヴィサイド(Heaviside)
月の裏側にあるクレーターの名前。数学者の名前にちなむ。
・ベーサルシュート(basal shoot)
木の切り株や根元から生えてくる若芽。ひこばえ。
・ヘキサグラム(hexagram)
英語で「六芒星」の意味。またタロット占いの一種。
・ヘクサメトロス(hexameter)
古代ギリシャの叙事詩などで用いられた詩の形式で、1行が6つの韻脚となっている詩を指す。ホメロスの「イリアス」「オデュッセイア」がこの形式で書かれている。
・ペダンクルスラップ(peduncle slap)
クジラが尾で海面を打ち付ける行動。
・ベッサスタージル(Bessastadir)
アイスランド大統領の公邸。アイスランド語で「牡熊の土地」の意味。
・ペディオフォビア(pediophobia)
人形恐怖症。人形やマネキンなど、人に似せたものに恐怖を感じる。
・ベテルギウス(Betelgeuse)
オリオン座の恒星。シリウス、プロキオンとともに冬の大三角形をなしている。
・ヘテロクロミア(heterochromia)
虹彩異色症。左右で瞳の色が違う症状。オッドアイとも。
・ヘミスフィア(hemisphere)
英語で「半球体」。
・ヘムロック(hemlock)
ドクニンジン(毒人参)の英語名。ソクラテスの処刑に使用された毒草。
・ベラドンナ(bella-donna)
オオカミナスビともいわれるナス科の植物。イタリア語で「美人」を意味する。英語名はデッドリー・ナイトシェイド。
・ヘリオスフィア(heliosphere)
太陽系において、太陽風が届く範囲。太陽圏。
・ヘルヴェティア(Helvetia)
ラテン語でローマ時代のスイスの名前。またスイスを擬人化した女神。ヘルベチアとも。
・ヘルズブレイズ(Herdubreid)
アイスランドの東北部にある火山。近くにはヘルズブレイサルリンディルというオアシスがある。
・ペルセポネ(Persephone)
ギリシア神話に登場する女神で冥界の女王。ローマ神話ではプロセルピナと呼ばれる。
・ベルセルク(berserk)
北欧神話に登場する狂戦士。英語ではバーサーカーと呼ばれる。
・ペルソナ(persona)
ラテン語で「仮面」の意味。また心理学で、人が社会に適応するための表の顔。
・ヘルタースケルター(helter-skelter)
ビートルズの楽曲。「慌てふためいて」「螺旋状の滑り台」などを意味する英語。
・ベルフェゴール(Belphegor)
七つの大罪における悪魔の一柱。「怠惰」「好色」を司る悪魔とされる。
・ペンデュラム(pendulum)
英語で「振り子」。
・ホーリーグレイル(Holy Grail)
アーサー王伝説に登場する伝説の聖杯。
・ポストアポカリプス(Post-Apocalypse)
「黙示録の後」を意味し、文明が退廃した後の終末的な世界観を表す言葉。フィクションのジャンルにおける終末もの。
・ホムンクルス(homunculus)
錬金術師が作り出すとされる人造人間。ラテン語で小人の意味。
・ポラリス(Polaris)
こぐま座の恒星の名前で、現在の北極星。様々な呼び名があり、ナヴィガトリア (航海を導く星)、キノスラ(犬の尾)、ステラ・マリス(海の星)、ロードスター(道しるべの星)などがある。
・ホルンフェルス(hornfels)
砂岩などの堆積岩がマグマの熱で変成してできた岩石。石灰石がこの作用により変成すると大理石になる。
・ホロロギオン(Horologion)
風の塔とも呼ばれる、ギリシャのアテネにある塔。紀元前2世紀ごろに建設されたとされる。
・ボンエルフ(woonerf)
住宅地の道路において、歩行者との共存を目的として自動車を徐行させるように設計された道路。オランダ語で「生活の庭」の意味。