・かっこいいカタカナを集めました。
・言葉を集めていると、やはり「ダーク」「デス」「デッド」などが入る言葉に反応してしまいますね。濁点が付く言葉もポイントが高いです。
・ダークトライアド(dark triad)
ナルシシズム(自己愛性)、サイコパシー(精神病質)、マキャベリズム(目的のためなら手段を選ばない)という三つの悪の特性の総称。またそれらを持つ人。さらにそこにサディズム(加虐性)が加わるとダークテトラッドとなる。
・ダークマター(dark matter)
暗黒物質。宇宙空間に存在する、質量を持つが目に見えない仮説上の物質。
・ターディグレイド(tardigrade)
クマムシの英語名。
・ターヘルアナトミア(Tafel Anatomie)
杉田玄白が翻訳した解体新書の元になった医学書。
・ターミナルケア(terminal care)
終末医療。余命わずかの人が延命や治療をせず、残された時間を有意義に過ごすための看護。
・ダイアグノーシス(diagnosis)
英語で「診断」の意味。また自動車用語で、電子制御されたエンジンの各種センサーが正常に作動するかをチェックするための自己診断機能。
・タイラント(tyrant)
英語で「暴君」。
・タキオン(tachyon)
光速よりも速く動くとされている仮説上の物質。
・ダクティル(dactyl)
小惑星イダの衛星。また詩の韻脚の一つ。
・タスクフォース(task force)
軍隊で特別な任務を遂行するために編成される部隊。また、企業などで何らかの課題を達成するために組織されるチーム。
・ダストデビル(dust devil)
塵旋風(じんせんぷう)という、竜巻に似た気象現象。
・タナトス(Thanatos)
ギリシャ神話に登場するの死の神。また精神分析用語で、死への衝動。サナトスとも。
・タナトフィリア(thanatophilia)
性的倒錯の一つで、自殺や自傷行為に対して興奮を覚える性的嗜好。
・タルタロス(Tartaros)
ギリシア神話で、地下の最も深い場所にある奈落・冥府。また、カオス、ガイア、エロスとともに生まれた原初の神の一つ。
・タルタロス・ドルサ(Tartarus Dorsa)
冥王星の地形の名称。ラテン語で「タルタロスの尾根」の意味。
・ダンスガード・オシュガー・サイクル(Dansgaard-Oeschger cycle)
氷河期に起きた急激な気候変動や寒冷化・温暖化のサイクル。
・ダンス・マカブル(Danse Macabre)
「死の舞踏」と呼ばれる、死をテーマにした絵画や彫刻の様式。
・ダンデライオン(dandelion)
英語で「タンポポ」。「ライオンの歯」を意味するフランス語に由来する。
・タンブルウィード(tumbleweed)
西部劇でよく目にする、風に吹かれて転がっている植物のかたまり。回転草。
・ツァイトガイスト(Zeitgeist)
時代精神。ある時代を象徴するような文化的・社会的精神傾向。
・ツィゴイネルワイゼン(Zigeunerweisen)
スペインのヴァイオリニストであるサラサーテが作曲したヴァイオリン独奏曲。
・ツヴァイ(zwei)
ドイツ語で「2」の意味。
・ツヴァイヘンダー(Zweihänder)
16世紀のドイツやスイスで使用された両手剣(ツーハンデッドソード)。ドイツの傭兵団ランツクネヒトが用いた剣として有名になった。
・ディアノイア(dianoia)
哲学用語で、ギリシャ語で理性、知性、思考、認識などの意味。
・ディアボロス(diabolos)
ギリシア語で「悪魔」。
・ティアマト(tiamat)
バビロニア神話に登場する女神。
・ディーヴァ(diva)
イタリア語で「神々しい人・女性」「女神」。そこから、オペラで卓越した歌唱をする女性歌手を指す。日本語では「歌姫」と訳される。
・ディオーネ(Dione)
ギリシャ神話の女神。土星の衛星の名前。小惑星の名前。
・ディジェネレーション(degeneration)
英語で堕落、退廃、変性、変質などの意味。
・ディストーション(distortion)
英語で歪み、ねじれ、ひずみ、歪曲、真実の捻じ曲げ、などの意味。
・ディストピア(dystopia)
ユートピア(理想郷)の正反対の社会。フィクション作品の題材とされ、一見すると秩序だった理想的な世界に思えるが、その実態は徹底された管理社会であり、自由がない社会として描かれる。
・ディストラクション(distraction)
英語で破壊、大量殺人、絶滅、駆除、破滅の原因、などの意味。
・ディスペンサー(dispenser)
中に入った液体などを定量ずつ取り出せる入れ物や装置。様々な分野で使われ、キャッシュディスペンサー(ATM)、ジュースディスペンサー(ドリンクバー)、ソープディスペンサー(ボディーソープの容器)、テープディスペンサー(セロハンテープのカッター)などがある。
・ディスレクシア(dyslexia)
難読症とも呼ばれる学習障害で、文字の読み書きが困難な障害。その逆で、ハイパーレクシア(過読症)と呼ばれる読解力が突出した症状も存在する。
・デイノコッカス・ラディオデュランス(Deinococcus radiodurans)
放射線や過酷な環境に耐えることができる細菌。名前は「放射線に耐える奇妙な果実」という意味。
・ディフューザー(diffuser)
英語で「拡散するも・拡散器」の意味で、様々な分野で使用される。
・ティル・ナ・ノーグ(Tir na nog)
ケルト神話に登場する楽園の一つ。妖精たちが住み、「常若(とこわか)の国」と呼ばれる。
・デウス・エクス・マキナ(deus ex machina)
物語の演出方法で、収拾がつかなくなった物語を強引な方法で解決する手法。絶対的な力を持つ神が現れ、その力により解決に導くという方法に由来する。
・デカダンス(dcadence)
「退廃的」を意味するフランス語で、19世紀のフランスで起こった退廃芸術主義。
・デギュスタシオン(degustation)
フランス語で「試食・試飲」の意味で、フランス料理のコースでその店の料理を少量多皿で振舞うもの。
・デコヒーレンス(decoherence)
量子力学における状態の重ね合わせが壊れることを指す。それによりシュレーディンガーの猫のパラドックスが解決できるとする説がある。
・デスウォッチ(death watch)
害虫として知られるシバンムシ(死番虫)の英語名。
・テスタメント(testament)
「聖なる契約」の意味で、聖書を指す言葉。また英語で遺言、遺書、証、証拠、などの意味。
・デズデモーナ(Desdemona)
シェイクスピアの戯曲「オセロ」に登場する女性。ギリシャ語で「不運な」を意味する。
・デスティニー(destiny)
英語で「運命」や「宿命」を意味する。
・デストルドー(destrudo)
フロイトの精神分析学用語で、死へ向かおうとする欲動。破滅願望。デス・ドライブ、トーデストリープとも。
・デスペラード(desperado)
英語で「ならず者」「無法者」「命知らず」などを意味する。
・テッセラクト(tesseract)
四次元超立方体。または正八胞体。胞(平面に囲まれた空間)が8個ある、数学的な四次元の立方体。
・デッドエンド(dead end)
英語で行き止まり、物事の行き詰まり、将来が見えない、などの意味。
・デッドストック(dead stock)
「売れ残り」「不良在庫」を意味する英語。デッドストレージ(死蔵)とも。
・デッドスペース(dead space)
活用されていない無駄な空間。医学における死腔(しくう)。
・デッドマンブレーキ(deadman brake)
鉄道や自動車などに搭載されている安全装置。操縦者が何らかの理由で運転不能、または死亡した場合に自動的に作動し、車両を停止させる。
・デッドライン(deadline)
英語で死線、期限、締め切り時刻、越えてはならない線、などの意味。
・テトラ(tetra)
「4」を意味するギリシャ語。
・テトラヒメナ(Tetrahymena)
水中に生息する繊毛虫の一種。染色体の末端が多数存在するため、テロメア研究のモデル生物として用いられた。
・デトリタス(detritus)
微生物の死骸などの堆積物。デトライタスとも。
・テトロドトキシン(tetrodotoxin)
フグの毒として知られる毒素。
・デビルフィッシュ(devilfish)
英語で「タコ」「オニイトマキエイ」。
・デフォルマシオン(deformation)
絵画や彫刻などで、対象を変形・歪曲して表現すること。デフォルメ。
・デフレスパイラル(deflationary spiral)
経済で、物価の下落、それによる収益悪化がさらなるデフレを引き起こすという連鎖的な悪循環を指す。
・デュナミス(dunamis)
哲学用語で、ギリシャ語で力・能力・可能態などの意味。
・デュランダル(Durandal)
フランスの叙事詩「ローランの歌」に登場する英雄ローランが持つ聖剣。不滅の刃の意。
・テラリウム(terrarium)
園芸スタイルの一つで、植物や小動物をガラス容器などで飼育・栽培する方法。
・テレイグジスタンス(telexistence)
遠隔存在感。ロボットを遠隔で操作し、その感覚情報を操縦者が受け取ることで、遠くの場所の光景があたかもその場にいるように感じるVR技術。
・テレプシコーラ(Terpsichora)
ギリシャ神話に登場する舞踏・合唱の女神。ギリシャ語で「踊りの楽しみ」の意味。
・テロメア(telomere)
染色体の末端にある構造。細胞分裂でテロメアが短くなることにより生物は老化していく。
・テロル(terror)
「恐怖」を意味する言葉。暴力行為により政治的目的を達成しようとすること。テロ。
・テンプテーション(temptation)
英語で「誘惑」。
・ドモアゼル(demoiselle crane)
アネハヅル(姉羽鶴)の英語名。8000メートルの高度を飛ぶことで知られる渡り鳥。
・トライアド(triad)
三人組、三つ組の意味。
・トライポフォビア(trypophobia)
集合体恐怖症と呼ばれ、ハチの巣やハスの実などの小さな穴の集合体に対して恐怖や嫌悪感を抱くこと。
・ドラグノフ(Dragunov)
ロシア、ウクライナなどの姓。また旧ソ連で開発されたセミオート狙撃銃の呼称。
・ドラゴンフライ(dragonfly)
英語で「トンボ」。
・ドラマツルギー(dramaturgy)
演劇、戯曲、ドラマ製作の方法論。演劇論、作劇法。また社会学用語における社会学的観察法。
・トランキライザー(tranquilizer)
精神安定剤、鎮静剤のこと。
・トリアージ(triage)
事故や災害の現場で、負傷者を傷の程度で選別し、治療や搬送の優先順位をつけること。
・トリガーハッピー(trigger happy)
銃器を撃つ際に射撃に集中しすぎる状態。また銃器を撃つことに対する執着が強く、必要以上に連射する人。
・トリグリセリド(Triglyceride)
中性脂肪。TG、トリアシルグリセロールとも。
・トリスカイデカフォビア(triskaidekaphobia)
13恐怖症。13という数字を怖がる人。
・トリニティ(trinity)
3つ組、3つの部分、三重、三位一体などを指す言葉。
・トリニトロトルエン(trinitrotoluen)
TNT火薬。爆薬として広く使用されている火薬で、熱や衝撃に耐性があり、爆発しにくく扱い易いのが特徴。
・ドレッドノート(dreadnought)
英語で「恐れ知らず」「勇敢」の意味。またその名を持つドレッドノート級戦艦は「超ド級」という表現の由来となった。
・トワイライト(twilight)
英語で「黄昏」。