・かっこいいカタカナを集めました。
・それってそんな名前だったんだという、無駄にかっこいい正式名称などにも注目です。
・サーヴァント(servant)
英語で「召使い」「使用人」の意味。
・サーガ(saga)
「物語」を意味する言葉で、中世アイスランドで成立した古ノルド語による散文作品群の総称。そこから、フィクションにおいて物語を壮大に描く長編の叙事小説やファンタジー作品などを指す。サガとも。
・サーカディアンリズム(circadian rhythm)
概日リズム。体内時計ともいわれる、生物に備わった24時間周期のリズム。日光を浴びるなどにより周期のズレが毎日修正される。
・サーカムフレックス(circumflex)
「^」の記号の名称で、世界的に用いられる発音区別記号。「キャレット」「ハット記号」「アクサン・シルコンフレックス」などの呼び名がある。
・サーキットブレーカー(circuit breaker)
電気回路の遮断器。また株式用語で、先物取引で急激な価格変動があった場合に取引を中断する措置。
・サーディン(sardine)
イワシ(鰯)の英語名。
・サイクロトロン(cyclotron)
荷電粒子を加速する装置。原子核・素粒子の実験に用いられるほか、癌治療などにも応用される。
・サイファー(cipher/cypher)
英語で「暗号」または「ゼロ」の意味。
・サヴァイヴ(survive)
英語で生き残る、人より長生きする、危険を乗り切る、存続する、などの意味。サバイブとも。
・サクリファイス(sacrifice)
英語で犠牲、捨て駒、生け贄、神への捧げもの、などの意味。
・サゴマイザー(thagomizer)
ステゴサウルスのしっぽにあるトゲの名前。
・サザンクロス(Southern Cross)
英語で「南十字星」。北十字星はノーザンクロス。
・ザッハトルテ(Sachertorte)
ウィーン発祥の伝統的なチョコレートケーキ(トルテ)。考案者の料理人であるザッハーの名前が付けられている。
・サテライト(satellite)
「衛星」「人工衛星」を意味する英語。また本体に付属するものを指す言葉。
・ザナドゥ(Xanadu)
「桃源郷」とも訳される、理想郷の代名詞として用いられる言葉。キサナドゥとも。
・サナトリウム(sanatorium)
高原や海の近くに建てられた療養所で、結核を治療する為の施設として使われた。結核の治癒率が高まった後は、総合病院などとして利用されている。
・サニタイザー(sanitizer)
水洗トイレに連結された、消毒薬を供給する装置。水を流すたびに便器の洗浄・脱臭・静菌・芳香などが行われ、便器が清潔に保たれる。
・サバイバーズ・ギルト(survivor’s guilt)
「生き残った者が感じる罪悪感」の意味で、戦争や災害、事故、虐待などから奇跡的に生存した人が、自分だけが助かったことに対して感じる罪悪感を指す。
・サバイバル・ロッタリー(survival lottery)
哲学者のジョン・ハリスが提案した思考実験である「臓器くじ」。「人を殺してそれより多くの人を助けるのはよいことだろうか?」という倫理的問題。
・サバト(Sabbath/Sabbat)
ヨーロッパで信じられていた魔女による悪魔崇拝の集会。魔女の夜宴、夜会とも呼ばれる。
・サラスバティ(Sarasvati)
芸術・学問などの知を司るヒンドゥー教の女神。また七福神の弁財天。
・サルガタナス(Sargatanas)
悪魔学について書かれた文献「大奥義書(グラン・グリモワール)」などに登場する悪魔。地獄の支配者ルシファー・ベルゼビュート・アスタロトに仕える上級精霊6柱の一人で、配下に数百万の精霊を持つ旅団長とされる。
・サルベージ(salvage)
沈没した船の引き上げ作業。事故にあった船の救助。またコンピュータでデータの復旧作業。
・サンクチュアリ(sanctuar)
英語で「聖域」「自然保護区」の意味。
・サングレーザー(sungrazer)
太陽のすぐ近くを通過する彗星。
・サンダーソニア(Sandersonia)
南アフリカ原産の多年生植物。生け花やフラワーアレンジメントなどで利用される。クリスマス・ベルとも呼ばれる。
・サンドリヨン(Cendrillon)
フランス語で「シンデレラ」。
・ジークフリート(Siegfried)
ドイツの英雄叙事詩「ニーベルンゲンの歌」の主人公。また、ドイツ圏で多く見られるファーストネーム。
・シエスタ(siesta)
スペイン語で昼休み、昼寝を指す言葉。
・ジェットブラック(jet black)
英語で「漆黒」。
・ジェネシス(genesis)
旧約聖書の第1書である創世記。そこから「起源」「始まり」を意味する言葉。
・シェヘラザード(Sahrzad)
千夜一夜物語(アラビアンナイト)の語り部である王妃。ペルシャ王に毎晩物語を語る。
・ジェミニ(Gemini)
英語で「双子座」。またローマ神話に登場するカストルとポルックスの双子の兄弟を指す。ジェミナイ。
・ジェノサイド(genocide)
ある人種・民族を計画的に絶滅させようとすること。集団殺戮。
・シエラレオネ(Sierra Leone)
西アフリカの西部に位置する共和国。
・シケイダ(cicada)
英語で「セミ(蝉)」。
・シックスセンス(sixth sense)
人の持つ五感以外の感覚。第六感。
・シナスタジア(synesthesia)
一部の人が持つ「共感覚」と呼ばれる特殊な知覚。その能力を持つ人は、文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。
・シニスター(sinister)
英語で邪悪な、不吉な、悪意のある、などの意味。
・シノプシス(synopsis)
映画や演劇などのあらすじ、梗概。
・ジハイドロジェン・モノオキサイド(dihydrogen monoxide)
DHMO(一酸化二水素、H2O)、つまり水のこと。水であることをあえて分かりにくくするための表現で、ジョークなどで用いられる。
・ジブリール(Jibril)
大天使ガブリエルのアラビア語名。また、それに由来する人名。
・シムーン(simoom)
アフリカ北部で発生する、熱風を伴う砂嵐。「毒の風」を意味する。
・ジャッカロープ(Jackalope)
アメリカに生息するとされる角の生えたウサギの未確認動物。人の声真似が得意、ウィスキーが好物、乳が万能薬などの特徴がある。
・シャーデンフロイデ(Schadenfreude)
他人の失敗や不幸に喜びや快感を覚える感情。ドイツ語で「他人の不幸を喜ぶ気持ち」を意味する。
・ジャイロスコープ(gyroscope)
物体の傾きや角度、速度を検出する装置。航空機やロケット、デジタル機器などで用いられる。ジャイロセンサーとも。
・ジャッジメント(judgment)
英語で審判、判決、判断、判断力などの意味。
・ジャバウォック(Jabberwock)
「鏡の国のアリス」に登場する架空の生物。作中のジャバウォックの詩(Jabberwocky)の中で語られている。
・ジャベリン(javelin)
「投げ槍」を指す言葉。また、陸上競技の槍投げ。
・シャムロック(shamrock)
「三つ葉のクローバー」を意味する英語。
・ジャメヴ(jamais vu)
未視感。デジャヴの逆であり、知っている・見慣れているはずの光景・体験が初めてのことのように感じる現象。
・シャングリラ(Shangri-La)
「理想郷」の意味で使われる言葉。ジェームズ・ヒルトンの小説「失われた地平線」に登場する理想郷に由来する。
・シャンゼリゼ(Champs-Élysées)
パリにある大通りの名前。フランス語で「エリュシオン(ギリシャ神話の冥界)」の意味。
・シャンバラ(Shambalah)
インド仏教における理想の仏教国。
・シュヴァリエ(chevalier)
フランス語で「騎士」。
・シュタージ(Stasi)
かつて旧東ドイツに存在した秘密警察・諜報機関。ドイツ人口の1割にもおよぶ人数の非公式協力者(密告者)を配置し国民を監視した。
・シュヴァルツヴァルト(Schwarzwald)
ドイツ南西部のバーデン地方に属する地名。ドイツ語で「黒い森」を意味する。
・シュピーゲル(spiegel)
ドイツ語で「鏡」。
・シュプレヒコール(sprechchor)
演劇や舞台で、一つの詩・台詞を合唱して朗誦する形式。また集会やデモなどで全員が一斉にスローガンを叫ぶこと。
・ショットガンマリッジ(shotgun marriage)
英語で「できちゃった結婚」の意味。妊娠した娘の父親が相手の男性に散弾銃を突きつけて婚約を迫ったということに由来する。
・ジョリーロジャー(Jolly Roger)
海賊旗のことで、ドクロに交差する2本の骨を組み合わせたデザインの旗を指す。
・ジョン・ドゥ(John Doe)
英語圏において、名前が不明な者を呼ぶ場合の仮名。日本の「名無しのごんべえ」に当たる英語。また身元不明死体の仮名。
・シンギュラリティ(singularity)
人工知能が高度化し人類の知能を超える転換点(技術的特異点)。人類に代わって人工知能やポストヒューマンが文明の進歩の主役に躍り出ると考えられる。ディープラーニングの爆発的な普及で現実味を持って議論されるようになり、2045年問題とも呼ばれている。
・シンクロニシティ(synchronicity)
「意味のある偶然の一致」のこと。虫の知らせ。
・シンドローム(syndrome)
英語で「症候群」。
・スーパーノヴァ(supernova)
超新星。光り輝く星が一生を終えるときに大爆発を起こし燃え尽きる現象。
・スーパー・ブルー・ブラッドムーン(super blue blood moon)
2018年1月31日の皆既月食。月が大きく見える「スーパームーン」、1ヶ月に満月が2回ある「ブルームーン」、月が赤く見える「ブラッドムーン」が同時に起こった非常に珍しい現象。
・スカイスクレイパー(skyscraper)
英語で「摩天楼」「超高層ビル」。
・スカベンジャー(scavenger)
ハイエナやハゲワシなどの、動物の死骸を主食とする動物の総称。腐肉食動物。
・スカベンジャーハント(scavenger hunt)
欧米などで行われているゲームで、指定されたものを集めて回る借りもの競争に似た遊び。
・スクリュードライバー(screw driver)
英語で「ねじ回し(ドライバー)」。またカクテルの名前。
・スケアクロウ(scarecrow)
英語で「かかし」。
・スケープゴート(scapegoat)
「身代わり」「生贄」などの意味合いを持つ、聖書に由来する用語。そこから、不満や責任を転嫁するための対象を指す。
・スケルトン・インフィル(skeleton infill)
集合住宅などの建築で、スケルトン(柱や梁などの骨組み)とインフィル(内装)を分離して造る方式。建物の耐久性と内装の可変性が両立できるメリットがある。SI住宅。
・スターゲイザー(stargazer)
英語で「星を見つめる者」「天体観測者」を意味し、天文学者、占星術者などを指す。また、ミシマオコゼの英語名。
・スティグマ(stigma)
奴隷や犯罪者に押された烙印。そこから、他者や社会集団によって個人に押し付けられた負のイメージ・偏見を表す。また、キリストの聖痕(スティグマータ)。
・ステイルメイト(stalemate)
チェスの局面で、次に動かせる手がなくなり、引き分けとなる状態。
・ステークホルダー(stakeholder)
企業の経営において利害関係を持つ人。株主、従業員、消費者、取引先、行政など。
・ステージフライト(stage fright)
舞台恐怖症。カメラや大勢の前で演技などをする際の不安・恐怖。
・ステュクス(Styx)
ギリシア神話で現世と冥界を隔てる川。三途の川。またそれを神格化した女神。
・ステラ(stella)
イタリア語で「星」。
・ストレイキャット(stray cat)
英語で野良猫、どら猫、迷い猫などの意味。
・ストレーガ(strega)
イタリア語で「魔女」。ストレガ。
・ストレンジクォーク(strange quark)
物質を構成する素粒子の一つ。
・ストレンジャー(stranger)
英語で見知らぬ人、他人、訪問者、よそから来た人、などの意味。
・スナッフボックス(snuff box)
手を開いたときに親指の付け根にできるくぼみの名称。「解剖学的嗅ぎタバコ入れ」とも。
・スネグーラチカ(Снегурочка)
ロシアの民話に登場する氷の少女。ジェド・マロース(ロシアのサンタクロース)の孫娘とされる。
・スパイナルコード(spinal cord)
英語で「脊髄」。
・スパイラル(spiral)
英語で「螺旋(らせん)」。
・スピラ・ミラビリス(spira mirabilis)
ラテン語で「驚異の螺旋」の意味。自然界によく見られる対数螺旋の神秘性を数学者のベルヌーイが示した言葉。
・スピンドル(spindle)
「回転軸」のことを指し、パソコンや自動車などの回転する機械部品の名前。この構造を持たない「ゼロスピンドル」と呼ばれるパソコンも存在する。
・スプリーキラー(spree killer )
短時間のうちに複数の場所で殺人を行った殺人犯。スプリーは「お祭り騒ぎ」の意味。
・スプリットホライズン(split horizon)
IT用語で、IPネットワークの経路制御におけるループ防止機能。これだけでは防げないループを解決する「ポイズンリバース」という機能も存在する。
・スプリング・エフェメラル(spring ephemeral)
春の間だけ花を咲かせ、夏までに姿を消す花や植物。「春の儚いもの」を意味し、「春の妖精」とも呼ばれる。
・スペースデブリ(space debris)
宇宙ゴミ。地球の軌道上を漂うロケットや人工衛星の破片。
・スペクトラムアナライザー(spectrum analyzer)
電気信号を周波数分析する測定器。スペクトル分析器やスペアナとも呼ばれる。
・スポテッド・ガーデンイール(Spotted garden eel)
チンアナゴの英語名。
・スリーピー・ホロウ(Sleepy Hollow)
ニューヨーク北部の伝承「ヘッドレス・ホースマン(首なし騎士)」を指す。
・スワスティカ(swastika)
英語で「卍(まんじ)」「かぎ十字」。「幸運・幸福」を意味するサンスクリット語に由来する。
・スワロウテイル・バタフライ(swallowtail butterfly)
アゲハチョウ(鳳蝶)の英語名。
・セイクリッド(sacred)
英語で神聖な、聖なる、宗教的な、尊ばれる、などの意味。
・セイレーン(Seiren)
ギリシア神話に登場する怪物。美しい歌声で航海者を惑わし遭難させる。古くは人間の女性の姿をした鳥とされていたが、後世では人魚の姿で描かれるようになった。
・セクステット(sextet)
6人編成のグループ、またはその演奏。
・セプテントリオン(septentriones)
ラテン語で「北斗七星」。
・ゼロ・グラビティ(zero gravity)
「無重力」を意味する英語。
・セラフィム(seraphim)
聖書に登場する天使の一つで熾天使(してんし)。
・セレンディピティ(serendipity)
ふとした偶然や幸運をきっかけに、何かに出会ったり発見したりすること。歴史的な発見や発明を説明する際などに引用される。
・ゼロエミッション(zero emission)
生産活動により発生する廃棄物をゼロにしようという活動・考え方。
・ゼロサムゲーム(zero‐sum game )
経済学におけるゲーム理論の一つで、参加者全員の利益と損失の総和(サム)がゼロになる状況。ギャンブルや外国為替取引はゼロサムゲームであるとされる。
・セントラルドグマ(central dogma)
生物の遺伝情報が伝達される流れを表す概念。DNA分子のもつ遺伝情報が、RNA分子を介してたんぱく質分子に一方向に伝えられるという説。「ドグマ」は宗教における教義の意味で、分子生物学上の中心教義とも呼ばれる。
・ゾイサイト(zoisite)
灰簾石(かいれんせき)とも呼ばれる鉱物・宝石。青色のものはタンザナイトと呼ばれる。
・ソードブレイカー(sword breaker)
峰の部分がクシ状になっている短剣。敵の剣を峰の凹凸で絡めるなどの使用法で、防御用の武器として用いられた。
・ソサエティ(society)
社会、社交界、地域社会、世間、団体、組織などを表す英語。
・ゾロ(zorro)
スペイン語でオスのキツネを指す。